ハイフローセラピー 勉強会
近所の訪問看護ステーションの方達と、当院の医師とでハイフローセラピーの勉強会を開催しました。
ハイフローセラピーとは、専用の鼻カニュラを介して加温加湿した酸素と空気を混ぜて吸入する呼吸管理法の一つです。通常の酸素療法では得られない程の酸素濃度の効果を期待でき、NPPV療法に比べて侵襲度も低いことから、酸素療法とNPPV療法の中間的治療として位置づけられています。
高流量のガスを鼻カニュラから吹き入れることにより死腔を減らすことができ、CO2の再呼吸を防ぎ、換気効率が上がり、日中の酸素状態の改善に寄与します。
高流量であっても十分に加温加湿することにより、快適に治療を継続することができるとのことでしたので、実際に装着してみて、使い心地も試してみました。実際に使ってみて死腔を減らされているPEEPを感じたこと以外に、マスクによる褥瘡形成についてをチェックしなくてはならないなと感じることができました。